卵巣の病気

卵巣の病気

卵巣の病気?とご自身でお疑いなら、是非これを機会にして頂いて婦人科へ行って検査を受けて下さいね。あなた自身が診察を受けないとわからないことです。婦人科は「女性科」だと思って下さい。

 

ですが、今回のあなたもそうだ、とは言えません。女性の身体のトラブルなら診てもらえるところなのです。便秘の相談でもOKです(ホルモンが関係していることもあるし、妊婦さんが便秘することもあるのですから、便秘解消のための薬も処方してくれることもあります)。

 

幸い飲み薬で症状はすぐによくなりました。婦人科での診察の結果、卵巣のう腫ということでした。もし、内科で見てもらったほうがいいと婦人科の先生が判断したら、内科を紹介してもらえばいいのです。

 

私は一度同じようなところが痛み嘔吐(滅多に吐かないのですが)したので、慌てて総合病院の内科へ行ったところ、触診後すぐに婦人科へ回されました。何につけても早期発見早期治療に越したことはありません。是非、婦人科へ行って下さい。

腹腔鏡手術

日中でしたら腹腔鏡下の摘出可能だと思います。私達の病院でも夜間は開腹になると思います。

 

一般的に生理がある方で子供が希望される場合でも、卵巣が捻れて8時間すればその卵巣はなくなります。

 

 そして6cm未満ですと捻れても自然にもとに戻る可能性が高く、10cm以上では捻れ余地がありません!従って、6cm〜10cmがもっとも捻れて取ってしまう可能性が高いですね!!また、緊急手術(突発する激痛)のため、腹腔鏡手術を施行できる病院は限られていますね。

 

問題は、開腹でも短時間に手術を終わらせ、癒着防止を行っておけば、妊娠の問題は少なくなります!!もちろんちゃんと複数の子供ができた人はたくさんいて証拠になるでしょう! ただ、特に皮様嚢腫(髪の毛、脂肪、骨など)の場合は、反対の卵巣にも、できやすくなりますので、反対の卵巣が正常であったのか、主治医によ〜く聞いておいてください!!また、年に1回は婦人科で経膣超音波で残した卵巣をチェックしておいてください!!また、3ヶ月は基礎体温をつけてきれいな2相性(低温と高温がはっきりと別れている)であればいいのですが、はっきりしなければホルモン検査を受けておいたほうが、将来の妊娠には有利ですよ!

副卵巣嚢腫

状況によって手術の規模も何もかも大きく変わってきます。子宮内膜症によるチョコレート嚢胞の場合、卵巣の中に溜まったタール状の血液を手術で除く場合と投薬で治す場合とがありますが、これである可能性もありますネ。副卵巣嚢腫の場合も手術の対象となり、手術のときに卵巣ではなく卵管間膜に原因があることが判明するものですから、これも可能性がありますネ。

 

炎症が酷くなって腫瘍ができた場合は摘出手術の対象となりますので可能性があります。さらに血液検査やMRI、或いはCTによる検査をされたのではないかと思います。ホルモン分泌の影響で腫れている場合は手術をすることは少ないでしょうから、違うのでしょうネ。

 

腫れ方が握りこぶし位というのは超音波による観察で言われたものと思います。癒着が認められると広範囲に切除する場合もあります。さて、『卵巣が腫れる病気』には色々なものがあります。

 

良性又は悪性腫瘍の場合は基本的に摘出手術の対象ですから、これも可能性があります。卵巣が腫れる病気で手術が必要であるとなった場合、その原因や程度や癒着の有無などの状態によって開腹するのか腹腔鏡を用いてのものとなるのかが変わってきますので、主治医に詳しく聞かれることをお勧めします。

inserted by FC2 system