卓球 サーブ

卓球 サーブ

卓球のサーブですが、一つは、(1)ネット際に小さく出すカットに見せかけたナックルサーブです。私はバックサイドへのサーブに対しては、スナップを効かせたシャープなバックハンドでレシーブすることが多いですね。ナックルサーブには、大きく2種類あります。 そして、相手のラバーが1枚ラバーか、裏ソフトか、表ソフトかによってもレシーブは違ってきますので、全てを同じように説明することはできません。

 

 また、バックサーブでクロスボールを出されると、通常はバックでレシーブしなければなりません。これまでの私の体験から、基本的には次のようにレシーブしています。やはりラケットの角度を考えたプッシュ性ショートでレシーブすることが基本であり安定感もあり効果的です。

 

これを通常のロングサーブと同じようにショートでレシーブするとネットにかけることが多くなります。 (1)に対してはプッシュ性でレシ−ブするか、やや高めのサーブであればボールの上を叩けば、問題なくレシーブできます。(2)のナックルサーブを出せる人は、かなりの技を持った人です。

 

もう一つは(2)プッシュ性あるいは大きくカット性でプッシュするロングサーブがあります。その状況に応じてラケットの角度を調整することでレシーブする練習をすれば、ナックルの処理は簡単にマスターできます。普通はクロスにサーブがきますので、フォアハンドでレシーブするときは決してドライブをかけないことです。

 

殆どの相手は、ラケットに当ててもオーバーするか、ボールにやっと当てるだけでレシーブは出来ないケースが多いですね。 この「新幹線サーブ」を初めて対戦するの人にいきなり出すと成功率は80%以上です。フォアサーブでもバックサーブでも、カット性でも横回転でもほぼ自在に出せます。私の特技の中に、サーブがあります。

 

フォアサイドからから対戦コートのクロスに出すケースがほとんどですが、たまにはストレートに出すこともします。 あまり、やり過ぎると手首を痛めることがありますから注意してください。フォアサーブの回転をかけたロングサーブですが、名前の通り超特急回転サーブなのです。打ち込もうとすると間に合いませんが、ある角度でショートすると全く問題がなくレシーブできます。

 

通常は、クロス側に手首のスナップでカット性サーブと同じポーズから回転をかけて出す方はサーブの威力を発揮できますね。中でも、なんと言っても最後に行き着いた究極のサーブは、「新幹線サーブ」です。 こればかりは、卓球仲間の多くの人が挑戦していますがうまくいきません。 この回転ロングサーブをできる人がいたら、是非とも私の「新幹線サーブ」と比較したいものですね。

 

それを見破る人が少ないので「新幹線サーブ」を出して、サーブの愉しさを満喫しています。 ところが、このレシーブは簡単なのです。40mmボールになって多少威力は衰えましたが、初心者クラスの人はレシーブできた人は先ずいませんね。

 

ボールの切れ具合によって、ラケットの角度を変えればどんなに切れたサーブでも処理できます。この踏み込んでレシーブする。

 

 少なくとも、フォアサイドかバックサイドか、どこに返球するか分からないように返球することが大事です。それは、ラケットをボールに当てているだけか、踏み込みが足りないかです。 例えば、相手がバックサーブで小さくフォアサイドに出してきた場合には、小さく相手のバックサイドのネット際に返そうとするものですが、フォアサイドにツキで鋭く返す方が効果的ですね。

 

無理にフリックすればミスするケースが多くなります。 問題は、サーブの切れ具合を見分けられるかだけですね。 ネット際のサーブは、できるだけ足を踏み込んで肩までグイッと前方に出るようになることが大事です。

 

  フォアサイドにきたカット性サーブをツッツキのレシーブでうまく処理出来ない人が、意外に多いのは何故でしょうか。小さいカット性サーブは、鋭い踏み込みでしっかりボールを捕らえることで、レシーブが容易になります。ネット際へのカット性サーブに無難に対応するには、ツッツキで確実に返球することでしょう。

 

卓球のロングという練習は、もうなくなったのかも知れません。 ただ入れるだけでなく、どこに入れるかを決めて練習することが大事です。ロングの練習をすることで、ボールが落下して台の高さになるのは相当後方で打ち合うことになりますから、ボールをジックリと見ることが出来ます。

 

せめて50cm四方が確実に狙えるようになるまで、初心者クラスだけでなく中級クラスまではロングの練習をすることが必要です。この練習でコントロールするコツを掴むことができるようになります。確実にラリーが続けられるようになれば、実戦練習でロングをすることはありませんが、基本の卓球を身体で覚えるまではロングという、今では聞きなれない練習をしてみてはいかがでしょうか。

 

ロングとは卓球台の高さの位置(76cm)でボールをとらえてラリーすることと思ってもらえばいいでしょう。 できれば、コーナーをつく練習をすることがコントロールをよくするために効果的です。そして、自分の打った力加減でボールをコントロールするので、自然に打球の強弱を身体で覚えるようになるのです。

 

 余り欲張ってコーナーギリギリでは無理があります。最近「ロング」という言い方をする人がいませんね。

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