寝汗がひどい

寝汗がひどい

「寝汗」のなかでも「盗汗」と呼ばれる種類のものがあります。これらの発汗は「寝汗」と言っても全く生理的なもので異常ではありません。 もし、上に書いた「盗汗」にあたる場合は、一度病院で診察を受けられる必要があると思います。

 

特に、最初に睡眠が深くなったときに多くの汗をかく傾向があります。これは頭部や首から胸の周りを中心に粘っこい汗をかくもので、虚弱な人や、精神不安の人、慢性の消耗性の疾患の人に多くみられます。このタイプの汗は朝型に「レム睡眠」をしているときに夢を見やすいためおこりやすく、朝パジャマがぐしょぐしょになっているため気になる人がいます。

 

人間は就寝時にはだれでも発汗をします。 汗のタイプも運動後にかくようなサラサラとした汗です。それは睡眠が深くなると視床下部の発汗中枢の体温のセットポイントが下がり、体温を下げようとして汗をかくからです。

 

 もうひとつは健康な人でもよくあることですが、夜夢を見やすい人が何か興奮するような夢を見た時に一時的に「温熱性発汗」の中枢を刺激して多量の汗をかきます。 こちらは、治療の必要があり、病気が治癒すれば寝汗も減少します。

 

「いつもと違う身体の状態」に気付いたらすぐに病院で見てもらうことをお薦めします。(結果は良性でしたが、悪性でも普通のガンよりかは心配はないそうです)受診した時点でどうして気付かなかったのかと思うほど大きなしこりがありましたが、寝汗がひどかったときにすぐに病院に行っていれば、もしかして投薬治療などでも直ったのではないかと思い、自分の健康管理の甘さを後悔しています。

 

良性か悪性かなかなかわからず生きた心地はしませんでした。寝汗のせいで夜中に目が覚めるほどでした。

 

私も1昨年の1、2月頃1晩でパジャマがぐっしょりなるほどひどい寝汗に悩まさせれました。

 

その年の暮れ近く、たまたま他の症状で受診した病院で「甲状腺腫瘍」と診断され、正月早々手術を受けました。

inserted by FC2 system