浦和 競馬

浦和 競馬

浦和競馬場

 

 

競馬新聞も北門側には売店が無い。 2006年は6月21日から23日と7月17日から19日まで(2開催計6日間)開催された。 地方競馬としては現在は南関東のブロックに属しているが、開設当初は現在廃止となっている北関東の宇都宮競馬場・足利競馬場・高崎競馬場・古河競馬場などとも人馬の交流が行われていた。

 

トレーニングセンターのコースは厩舎棟区画の北側にあり、1周1050m。その代わり、ナイター競走の場外発売は他場に先駆けて行われており、特に大井競馬場開催では年間を通じて浦和競馬場開催時に匹敵するか、それを上回る来場者がある(場外発売時にはコース内の一部区画やスタンド前、北門駐車場も一般駐車場として使用されるため、駐車場の収容能力が大幅に上がる事も一因である)。

 

なお、浦和競馬場所属馬のダートグレード競走の勝利そのものは、エフテーサッチによる船橋競馬場のマリーンカップの勝利がある。 2007年は4月23日から9月11日まで(6開催計21日間)開催された。

 

競馬開催時の入場料は100円(場外発売時は入場無料)。これは競馬場内の設備としては全国初のものであった。 2005年度からは薄暮競走を実施している。 場内の名物はアジフライ(150円)と天ぷらつきおにぎり(300円)である。

 

主催者は埼玉県浦和競馬組合(埼玉県とさいたま市で構成される一部事務組合)。 競馬開催日には無料送迎バス運行(国際興業バスではなく自前のバス) JR京浜東北線浦和駅から競馬場北門まで徒歩15分。

 

落馬事故がやや多いきらいがあるといわれており、騎手が殉職する事故も2000年以降に2件発生している。これら重賞競走で勝利できる馬を作り出す事が競馬場の活性化にとっても大きな課題となっている。故に「1600m戦での枠順の有利不利を無視した予想は無謀」とは場内の公認予想屋たちも言う程である。前述の1600m戦も、3コーナー過ぎの橋の上からスタートする。

 

競馬場コース内を一級河川の藤右衛門川が3コーナー(北西)から2コーナー(南東)へと向正面に平行して流れており、コース上には橋が2ヵ所存在する。 災害など緊急時のためのヘリポートがコース内に備えられている。

 

初開催は1948年(昭和23年)4月19日。昭和20年代には調教師や馬丁(現在でいう厩務員)が馬を曳き、徒歩で北関東の各競馬場まで遠征していた。周辺住民の要望もあり、屋外の場内放送はやや小さめの音量で行われている。

 

場外発売時は最も新しい3号スタンドにて場外発売が行われる。 また、1600mのスタート地点(ポケット)は3コーナー途中にあり、本コースに出るにはちょうど直角に曲がらねばならず、『枠1つ外に行く毎に半馬身の距離ハンデ』と形容される程に外枠は不利とされる。グラウンドでは浦和レッドダイヤモンズの選手たちをコーチ役に招いての子供向けサッカー教室などのイベントが行われたこともある。

 

準重賞は例年はユングフラウ賞のみである為、準重賞用ファンファーレはあるものの年に1回しか使用されないが、2007年7月18日に東日本交流競走準重賞であるプラチナカップが開催されるため準重賞のファンファーレが使用された。

 

直線が短い事から3コーナーでの位置取りがレース上極めて重要なポイントとなるため、競走馬の能力と同時に騎手のレース中の駆け引きや競走馬の操縦にも一際高い技術が要求される、浦和のコース形状も要因となっている。

 

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