メタボリック症候群

メタボリック症候群

メタボリック症候群

 

 

日本でも研究が進むにつれて基準が変化することがありますから、随時チェックするようにしましょう。動脈硬化はある程度症状が進まないと分かりにくいもので、気付いた時にはかなり深刻になっています。内臓型肥満とはどういう状態のことでしょうか?  

 

肥満は大きく分けると「皮下脂肪型肥満」と「内臓脂肪型肥満」になります。メタボリック症候群で怖いのは動脈硬化でしょう。心筋梗塞や狭心症、さらには脳梗塞へ発展する可能性がありますから注意が必要です。  

 

それぞれ、どれか一つでも健康を害するものではありますが、同時に生じていることが危険がさらに高いため基準を定めて注意を促しているのです。逆に言うとメタボリックは様々な病気を引き起こす状態ですから、解消することはとても重要  なのです。

 

それでただの肥満ではなく、治療対象として見られるようになったのです。ぱっと見ただけでは分からず、いつの間にか見えないところに脂肪がつき過ぎてしまっているのです。血管が詰まると栄養や酸素が十分に行き届かなくなりますから、これらの心配もあると言えます。 

 

メタボリック症候群と関連性が高い病気としては、高血圧や高脂血症、肥満症、糖尿病などがあります。高血糖などの要因はそれぞれの程度は軽いとしても、いくつかが重なることでリスクがかなり高まってしまうのです。皮下脂肪型肥満は全体的に太くなっている状態ですので分かりやすいのですが、内臓型の場合は、いわゆる隠れ肥満と呼ばれる状態になっていることもあります。

 

メタボリック症候群とは、内臓脂肪が多い状態と高血糖や高血圧、高脂血症などが重なった状態のことです。心筋梗塞や脳梗塞は突然起こることもありますので、日常から動脈硬化には気をつけるべきだと言えます。  

 

では、実際にメタボリック症候群になるとどのような危険があるのでしょうか? まず危険要因2つ以上に該当する人は、心臓病発症のリスクが10倍ほどになることが研究によって明らかになっています。どれくらい脂肪があるとメタボリック症候群になるのかと言いますと、WHO、米国、日本でそれぞれ基準が違います。

 

そしてすべてに該当する人は30倍以上の高確率に変化してしまいます。メタボリック症候群がさらに進むと動脈硬化になるわけですから、メタボリックのうちに対処しておくことが賢明です。

 

これらは一様に内臓脂肪型肥満になっていることと深い関係があるため、内臓肥満を解消することによって治すことができると言われています。それぞれ単独でも危険なのに、それらが同時に生じることで危険性はさらに増すことになります。

 

メタボリック症候群は、手足の動脈硬化である閉塞性動脈硬化症も引き起こします。心臓や脳だけではなく、血管の流れがあるところならどこでも動脈硬化になる可能性があるのです。最近よく聞くようになった言葉である「メタボリックシンドローム」ですが、これは正確にはどういうことを指すのでしょうか?  

 

メタボリックシンドロームはメタボリック症候群とも呼ばれ、内臓型肥満と共に高血糖・高血圧・高脂血症のうちの2つか3つが重なっている状態のことです。正確には病気の名前の名前というわけではありません。

 

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